これ程のスケールの物は日本初。加えて自社のみで完結するといった物件ではなく、土木業者さんとの調整も求められるというハードルの高さがありました。
厳しい工程の中、 製作の途中でも土木業者さんの製作物に合わせた物づくりを行い、
これらのルーティーンを繰り返しました。
通常は工場製作が完了後、据付となるのですが、今回は、途中で土木業者さんが製作したものを現地調査し詳細設計をしました。 一つ手間をかけた分、より現地や現状を反映させた製品を造ることができたと思います。
愛媛県の宇和島港の入口に浮かぶ離島である「九島」と内地側の坂下津地区を、長さ468mの橋で結ぶ大型工事です。工事スケールの大きさはもちろんですが、地域の生活を改善する役割の大きさからも注目されています。
現在、島民1000人は1日で9往復のフェリーに頼り、内地の医療、就学、経済活動を行っています。九島大橋が架る事により日常生活の不便さを解消できると期待大。規模が大きく、工事には3社が関わっています。SKが担当したのは橋の橋脚(柱部分で海に沈みます)です。平成26年5月、SKでは、海上に設置する2本の橋脚を陸上施工し、国内最大のクレーン船で運搬し据え付け、工事を完了しました。九島大橋は、平成28年3月の完成を目指し工事が進行中です。
これ程のスケールの物は日本初。加えて自社のみで完結するといった物件ではなく、土木業者さんとの調整も求められるというハードルの高さがありました。
厳しい工程の中、 製作の途中でも土木業者さんの製作物に合わせた物づくりを行い、
これらのルーティーンを繰り返しました。
通常は工場製作が完了後、据付となるのですが、今回は、途中で土木業者さんが製作したものを現地調査し詳細設計をしました。 一つ手間をかけた分、より現地や現状を反映させた製品を造ることができたと思います。
既に、何度もPRをしております弊社の特徴であるこのルーティーン。 当該物件ではこれに素早さを要求され、且つ海上輸送が必要となりました。 プロジェクトの概要を知った時、SKでないと不可能だと確信しました。
【工事概要】
九島橋整第1号の2市道坂下津1号線
九島大橋(仮称)建設工事
場所:愛媛県宇和島市坂下津~蛤
事業主体:愛媛県宇和島市
発注者:愛媛県
規模:床掘工8,157m3
鋼管杭打設工32本
水中導枠製作据付1基
水中コンクリート工2,458m3
上柱橋脚工1基
工期:2013年3月~2015年3月