Pリーダー田中上司とクライアントを訪問した際に「気仙沼湾を横断する橋」を作るという巨大プロジェクトに携われるチャンスがあって。当時まだ20代だった自分に任せてもらえるのだろうかと不安でしたが、それ以上に「挑戦してみたい」という気持ちが大きかった。
製作責任者木村「やってみろ!」と社長が言って背中を押してくださったようだけど、そういう太っ腹な社風がSKらしいよね。
設計担当井上その激励が「よし、やってやろう!」って気持ちになりますよね。
Pリーダー田中世界最大級の「巨大トラス支保工」を必ず実現させたい。具体的な図面の提案から納品まで、すべて指揮し管理をしました。設計担当の井上さんと何度もやり取りをしましたね。
設計担当井上その度に何度もシミュレーションし直して。半年以上ずっと課題の連続でした。大変でしたけど、設計担当として力になれてよかった。
Pリーダー田中SKとクライアントを繋ぐ窓口としても、自分がどう伝えるか。お互いの意見を尊重し、行き違いの無いよう注意を払いました。気がつけばプロジェクトの計画だけで6ヶ月間も走り回っていました。だからSKで製作することが正式に決まった時は、本当に嬉しかった。
設計担当井上設計部は各パーツの図面を作りました。その図面をもとに、岩国工場が動きます。資材納入も設計部が担当しているので、工場の進捗具合などを冷静に把握することを心がけました。とはいえ、前例のない規模なので全体の把握が難しく、工場に負担をかけてしまうことがありました。今後あるであろう大型プロジェクトへの改善になりますね。
設計担当井上部署が違っても、意思の疎通がしっかりとれるのはSKのいいところですね。同世代同士だからこそ、お互いに情報を共有しやすかったというのも大きかったかも。
製作責任者木村工場での製作は膨大な量でしたね。とはいえ、スケールを意識することはありませんでしたが。どんなに大きなものを作るにしても、まずは小さなパーツから最高の品質を保てるように作りますからね。その姿勢は、職場の先輩方から学びました。
完成された「トラス支保工」を見るため宮城県まで行った時、そのスケールの大きさに圧倒されました。地元の人たちの期待や、作業現場で関わり合う大勢の他社スタッフを目の前にして、ちゃんと次にバトンが渡せたんだなと。自分の仕事に喜びと誇りをひしひしと感じましたね。
Pリーダー田中SKという職場は、みんなで切磋琢磨し合える環境が整っていると思います。ひとりひとりが任されている仕事に対して、プロ意識を持っている。
設計担当井上だからこそ、いざという時のチームワークはすごく安心できますよね。本当に頼れる仲間達がいると思います。
製作責任者木村工場には自分が「こうなりたい」って思える大ベテランの方がいらっしゃいます。卓越した技術を学べる貴重な経験になります。会社の会長とも話がしやすい職場。なかなか無いですよ。
設計担当井上このプロジェクトを最後に、私は産休育児に入るのですが。
産休後は、子育てと仕事を両立したくて、在宅でSKの仕事をさせてもらえないかと会社に相談したんです。パソコンなどの作業環境の提供や、就業規則の見直しなど、在宅勤務ができる体制を整えてくれました。社員の声に耳を傾けてくれる会社って素晴らしいと思います。これからもSKで一緒に働けますね。
Pリーダー田中やればやっただけ自分の仕事をちゃんと評価してくれる。先行き不安な時代かもしれませんが、SKは未来をしっかりと感じる事ができる職場ですね。お子さん楽しみです。将来SKスタッフの一員になってくれるかも知れませんね。
製作責任者木村さすがプロジェクトリーダー。さらなる未来を見据えていますね。
沖縄で三線を学んで音楽が好き。
最近カメラを始めようと思っている。座右の銘「努力の上に辛抱という棒を立てろ」
バームクーヘンが好き。
子供の名前を考えるのが楽しい。現在育児休暇中。これからは在宅勤務でSKの仕事を続ける。
中学・高校はバスケットボール部のキャプテン。
鉄の技術を追求する若き職人。いつも円滑なコミュニケーションを心がけている。